
Vol.98 畳のある部屋が近年人気の理由〜洋風全盛の時代に“和”が逆襲中!?〜
畳のある部屋が近年人気の理由
〜洋風全盛の時代に“和”が逆襲中!?〜
「畳=古い」の時代は終わりました
「え、畳の部屋が人気?いまどきフローリングじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、 実は近年、
“あえて畳”の部屋を取り入れた住宅が密かに増えているのです。
住宅展示場でも、 「リビングの一角に畳スペース」 「マンションに一室だけ和室」 など、
畳を“アクセント”として採用している例が増加中。
今回は、戸建でもマンションでも共通して愛される「畳の部屋が人気なワケ」を、ご紹介します!
畳の魅力①「とにかく居心地がいい!」
まずはこれ!
畳の部屋、なんだか落ち着く……という方、多いのではないでしょうか。
これは、畳が持つ“調湿性”や“柔らかさ”のおかげ。
・座っても、寝転がっても、身体が痛くない
・適度な弾力があり、足音も静か
・湿気がこもりにくく、カラッとしている
つまり、年齢問わず誰でも快適に過ごせる万能床材なんです。
ベビーカー世代から、おじいちゃんおばあちゃんまで、 全世代に優しい空間。
それが畳の部屋!
畳の魅力②「昼寝したくなる魔力」
ここ、大事です。
畳の部屋にいると、なぜか人間、寝転びたくなる。 しかも、昼寝が異様に気持ちいい。
なぜなら、
・夏は涼しく、冬はほんのりあったかい
・窓際に日が差せばポカポカ陽だまり空間
・風が通ると、い草の香りがふんわり
……と、五感に優しい環境が揃ってるから。
「疲れてちょっと休もうかな」が →「え、30分経ってる!?」という魔力を秘めてます。
畳の魅力③「家具の使い分けが自由自在」
洋室って、基本“椅子”ありきの家具配置ですよね。
でも、畳の部屋なら、
・座卓にするもよし
・ローソファでくつろぐもよし
・ちゃぶ台&座布団で昭和スタイルも◎
しかも、収納と組み合わせやすい!
押し入れ+畳=最強コンビ
畳下に引き出し収納を設けた“収納畳”も登場中
「リビングはフローリング、でもゴロゴロは畳で」 というメリハリのある空間づくりができるのです。
マンションでも人気!“和モダン”ブーム
最近の新築マンションでは、
・リビングの一角に小上がりの畳コーナー
・引き戸で仕切れる“和室風”の多目的室
など、“ちょっと和”がトレンドになっています。
これがまた便利で、
・赤ちゃんのオムツ替えスペース
・来客用の簡易布団置き場
・アイロン、裁縫などの作業スペース
としても大活躍。
「和室=古い」ではなく、 「畳=多目的な癒し空間」として、再評価が進んでいるのです。
戸建でも畳人気が再燃!その理由とは?
戸建住宅における畳の部屋は、 一昔前は「親のために一部屋作っとこうか…」的なポジションでした。
しかし今は違います!
・寝室に畳ベッドを置く人
・リビング横に“畳スペース”を設ける人
・二階に“畳書斎”をつくる人まで登場
なぜなら、 →畳は空間を柔らかく見せるから。
インテリア的にも、ナチュラルテイスト・和モダン・北欧風など、 意外と合わせやすいのもポイント。
リモートワークにも畳がフィット!?
畳の部屋にローデスクを置いて、 あぐら or 正座スタイルで仕事する人が増加中。
「腰への負担が減った」 「和室の方が集中できる」 「Zoomで背景が障子って逆にカッコいい」 など、
意外と評価が高い!
家具の高さも変えれば、目線も変わり、 仕事にオン・オフをつけやすいという声も。
畳、侮れません。
実は掃除もしやすい!
「畳って掃除が大変そう…」と思いきや、 →意外とシンプル。
普通に掃除機でOK(毛足がないのでゴミも絡みにくい)
い草の香りが消臭効果にも◎
フローリングより“ほこりが舞いにくい”
という説も。
また最近は、
・カラフルな樹脂畳(耐水・耐久性UP)
・洋室にもなじむモダンカラー
メンテナンス性とデザイン性を両立した進化系も登場しています。
気になるデメリット…は、ちゃんと知れば問題なし!
確かに、
・フローリングに比べると経年劣化が早い
・日焼けや家具の跡が残りやすい
・ダニ対策が必要
……などの課題も。
でも、最近の畳は改良が進み、
・防虫加工
・防水畳
・表替えしやすい構造
などで、かなり使いやすくなっています。
「おばあちゃん家のボロ畳」イメージは過去のもの!
「畳」は、和の万能インテリア!
今、畳が選ばれるのは、 単なる懐古主義ではありません。
・家族みんなでゴロゴロできる
・多目的に使える柔軟性
・モダンなインテリアにもマッチ
・地味にコスパも良い
そんな“和のユーティリティプレイヤー”として、 マンションでも戸建でも大活躍しているのです。
もしも次に家を買うなら、 「ちょっと畳、入れてみようかな?」
そう思えるだけで、あなたの暮らしは少し柔らかく、少し和やかになるかもしれません。
洋風の時代にこそ映える、“和”の癒し。
畳のある暮らし、 今だからこそ、見直してみませんか?
記:ライフプランナー 武井