
Vol.233 実家を相続したらまずやるべきこと
実家を相続したらまずやるべきこと
失敗しない相続の第一歩
親や祖父母から実家を相続することは、
ですが、
「何から手を付ければいいかわからない」・「
特に不動産は金額が大きく、
本記事では、実家を相続したらまずやるべきことを、買う人・
これを読めば、
1. 相続発生直後にやるべきこと
▼ 1-1. 遺言書の有無を確認
遺言書がある場合は、内容に従って相続手続きを進めます。
遺言書がない場合は、民法に定められた法定相続人・法定相続分に
※遺言書があるかどうかで、
▼ 1-2. 相続人全員での話し合い(遺産分割協議)
実家を誰が相続するか、共有名義にするか、
話し合いの結果は遺産分割協議書に書面化しておくことが重要です
※口頭だけだと後でトラブルになる可能性が高いため、
▼ 1-3. 不動産の現状確認
実家の状態、固定資産税評価額、建物の耐久性などを把握
空き家の場合は、防犯・水道・電気・ガスの管理を早めに行う
将来的に売却や賃貸運用を考える場合は、ハウスインスペクション(住宅診断)も検討
2. 相続税・贈与税の確認
▼ 2-1. 相続税が発生するかを確認
相続税は基礎控除額を超えた場合に発生します。
基礎控除額=3,000万円+(660万円×法定相続人の数)
実家の土地や建物が大きい場合は、税理士に相談してシミュレーシ
▼ 2-2. 配偶者控除・小規模宅地の特例
配偶者が相続する場合、実質1億6,000万円まで非課税になる
小規模宅地の特例により、居住用不動産の評価額を最大80%減額
▼ 2-3. 売却・賃貸運用を見据えた税務計画
相続した実家を売却する場合、譲渡所得税の計算も重要
賃貸運用する場合、
3. 実家をどう活用するかを検討
▼ 3-1. 住む場合
相続した実家に住む場合は、リフォーム・耐震補強・
家族のライフスタイルに合わせて間取り変更を検討することもポイ
▼ 3-2. 売却する場合
【売却時のポイント】
価格の目安を知る(路線価・固定資産税評価額・実勢価格の確認)
空き家状態なら、内見しやすい環境整備
必要に応じてリフォームで付加価値を追加
▼ 3-3. 賃貸運用する場合
【家賃収入を得る場合のポイント】
空室対策(設備更新・内装改善・家賃設定)
管理会社選び(入居者募集・修繕対応・家賃回収)
将来の売却も考慮した資産運用計画
4. 相続後の固定資産管理
下記4点は、非常に大切な項目です。怠る=将来へのツケになるだけですので、注意が必要です。
■固定資産税の支払いを忘れない
■空き家の場合は、火災保険・地震保険の加入も検討
■長期間放置する場合は、防犯・庭木の管理なども必要
■実家は放置すると倒壊・老朽化・防犯リスクが高まり、
5. 共有名義にする場合の注意点
【複数の相続人で共有名義にする場合】
修繕や売却の意思決定に時間がかかる
名義人間のトラブルリスクがある
【解決策】
売却時は事前に合意形成
管理ルールを決める
必要であれば専門家に相談
6. 実家相続でよくあるトラブルと回避法
・相続人間の揉め事
早期に遺産分割協議を行い、書面で合意を残す
・税金未払いによるペナルティ
相続税申告期限(10か月)を守る
・物件放置による劣化や損失
空き家管理・リフォーム・売却検討を早めに行う
7. 買う人・売る人双方へのアドバイス
▼ 7-1. 購入希望者の視点
相続で得た物件は、購入希望者にとってリノベーション済み・
内覧前に耐震性や設備状態のチェックがあると安心
▼ 7-2. 売却希望者の視点
実家の状態を整理して、物件情報を明確にすることが高額売却のポ
空き家や共有名義物件も、リフォーム・防犯対策・市場動向分析で
相続税や譲渡税も含めた総合的なプランニングが重要
8. 相続後は行動の早さがカギ
■実家を相続したら、まずは遺言書・相続人・物件状況の確認
■税金や手続き、管理の優先順位を整理
■売却・賃貸・居住のどの方向に進むか、早めに戦略を立てる
■専門家のアドバイスを受けることで、トラブル回避と資産価値向上
ポイント:相続は早めの行動が安心・安全・
当社では、実家相続後の不動産管理・売却・
①相続物件の価値査定・市場分析
②売却戦略や賃貸運用計画の提案
③税金・名義手続きのサポート
実家を相続して迷っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記:ファイナンシャルプランナー 菊池