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Vol.120 長く住むと、気分変えたくなりませんか?

不動産のアレコレ

不動産は、一生に一度の買い物ではなくなった?



かつて、「家は一生に一度の買い物」と言われていました。


 一つの場所に根を下ろし、そこで家族を育て、老後を過ごす。それが当たり前の時代でした。



しかし、現代では、私たちのライフスタイルは多様化し、


それに伴い、住まいに対する考え方も大きく変化しています。



「本当に、この家で一生を終えるのかな…?」



そう感じたことがある方も多いのではないでしょうか。



今回は、不動産が「一生に一度の買い物」ではなくなった理由と、


ライフステージに合わせて住まいを柔軟に変える新しい選択肢について、詳しく解説していきます。




「家は一生に一度の買い物」ではなくなった3つの理由


なぜ、昔と比べて住み替えが当たり前になってきているのでしょうか。



1. 働き方の多様化と転勤


以前は終身雇用が一般的でしたが、現在は転職が当たり前になり、働き方が多様化しています。


リモートワークの普及により、必ずしも会社の近くに住む必要がなくなりました。


また、会社の都合で転勤を命じられることもあり、


一つの場所に長く住み続けることが難しくなっているのが現状です。



2. ライフイベントの変化


結婚、出産、子供の独立、そして定年退職。人生には様々なライフイベントがあります。


  • 結婚当初

  • 夫婦二人なら、駅近のコンパクトなマンションで十分。


  • 子供が生まれると

  • 手狭になり、子供が安全に遊べる戸建や広いマンションに住み替えたい。


  • 子供が独立すると

  • 夫婦二人だけになり、広い家は手入れが大変。駅近で生活のしやすいマンションに住み替えたい。



このように、家族構成の変化に合わせて、必要な住まいの形も変わっていきます。


一つの家で全てのライフステージに対応することは、難しい時代になったと言えるでしょう。



3. 価値観の変化


昔は「持ち家を持つこと」がステータスでしたが、今はそうではありません。



  • 「家は住む場所、資産ではない」という考え方


  • 「身軽に、自由に生きたい」という考え方



など、住まいに対する価値観が多様化しています。



無理に高額なローンを組んで家を買うよりも、


その時の自分に合った住まいを選ぶという、柔軟な考え方が広まっています。




ライフステージ別!賢い住み替えの選択肢


それでは、具体的なライフステージの変化に合わせて、どのような住み替えの選択肢があるのでしょうか。



【20代〜30代前半:結婚・出産】

夫婦二人から子供が生まれる時期。

この時期は「住宅ローンの組みやすさ」と「子育てのしやすさ」がポイントになります。


  • 新築マンション

  • 最新の設備が整っており、共働き夫婦でも家事の負担が少ない。セキュリティも充実しているため、安心して子育てができます。


  • 中古マンション

  • 新築に比べて価格が安いため、予算を抑えつつ、都心に近い好立地や広い部屋を選ぶことができます。



【30代後半〜40代:子供の成長】

子供が小学生になり、部屋が必要になったり、のびのびと遊べる庭が欲しくなったりする時期。


  • 戸建

  • 子供部屋を確保しやすく、庭で遊んだり、ガーデニングを楽しんだりできます。


  • 広いマンション

  • 立地の良さを優先したい、セキュリティは確保したい、という方におすすめです。



【50代〜60代:子供の独立・セカンドライフ】

子供が独立し、夫婦二人だけになる時期。

広い家は手入れが大変になり、今後の生活を考えた住み替えを検討する方が増えます。


  • 駅近のコンパクトなマンション

  • 駅や商業施設が近く、車がなくても生活しやすいのが魅力です。


  • リノベーション物件

  • 自分たちの好みに合わせて間取りや内装を変えることで、理想のセカンドライフを送るための住まいを手に入れることができます。




  • 賢く住み替えをするための2つのポイント


住み替えを成功させるためには、計画的な準備が必要です。



1. 購入時から「売却」を視野に入れる

「いずれ住み替えるかもしれない」という考えを持って不動産を購入することで、


売却時のリスクを減らすことができます。


  • 立地の良い物件を選ぶ

  • 多少価格が高くても、駅近や商業施設の近くなど、需要の高い物件は将来売却しやすくなります。


  • 汎用性の高い間取りを選ぶ

  • あまりにも個性的な間取りだと、買い手が見つかりにくいことがあります。


  • 売却時の税金や手数料を把握しておく

  • 事前に売却にかかる費用を把握しておくことで、より現実的な資金計画を立てることができます。



2. 信頼できる不動産会社を見つける

住み替えを検討する際は、購入と売却、両方の実績が豊富な不動産会社に相談しましょう。


  • 売却査定

  • 現在の住まいがいくらで売れるのか、「適正な価格」を査定してもらうことが大切です。


  • 住み替え計画

  • 売却と購入のタイミングをどうするか、資金計画はどのように立てるべきかなど、プロの視点からアドバイスをもらいましょう。




「家は一生に一度の買い物」という考え方は、もはや過去のものになりつつあります。



 ライフイベントや年齢に合わせて住まいを柔軟に変えることで、


その時々の自分にとって最適な暮らしを手に入れることができる時代になりました。



「今の家、手放して本当に大丈夫かな…?」


「今の家を売って、いくらで新しい家が買えるのかな…?」



そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、当社にご相談ください。




記:ライフプランナー 武井

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