
Vol.359 すっきり収納できる土間収納の作り方
キャンプギア・アウトドア用品が増えすぎた!
─ キャンパーが後悔しない“最強のS.I.C設計術” ─
結論
キャンプギア収納の正解は、「土間収納 × 可動棚 × ハンガーパイプ × コンセント」
この4点を押さえれば、ギアは劇的に片付く。
土間収納は“玄関横の倉庫”ではありません。
収納の機能空間 として設計すれば、家の中が一気に片付くようになります。
全ての家で対応できる事ではないと思いますが、やれるなら、超プラスに働く事は間違いありません。
もし、これから設計しようとしている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ここではイメージしやすく、キャンプギアを題材にお伝えしていきます。
【失敗】収納問題は、大問題!
① 棚の奥行きが浅くて入らない
キャンプギアは 奥行き40〜60cm が必要です。 一般的なS.I.Cの棚(30cm)では全く足りません。
② 高さが足りず、テントやクーラーボックスが入らない
大型テント:70〜90cm
クーラーボックス:40〜60cm
焚き火台:30〜50cm
高さが足りず、床置きだらけになる。
③ 汚れたギアを“室内に持ち込む動線”になっている
玄関 → リビング → ベランダという動線だと、砂・泥・湿気が家中に広がる。
④ 乾燥スペースがなく、ギアがカビる
テント
タープ
グランドシート
焚き火台
乾かす場所がないと カビ・サビの原因に。
⑤ コンセントがなく、バッテリーが充電できない
ポータブル電源
ランタン
電動ポンプ
モバイルバッテリー
これらの充電ができず、結局リビングに散乱する。
【レシピ】キャンプギアが“完璧に片付く”土間収納の作り方
① 広さは最低2帖、理想は3〜4帖
▼ 2帖でできること
テント・タープ収納
クーラーボックス
焚き火台
ランタン棚
▼ 3〜4帖でできること
キャンプギア一式
自転車
ベビーカー
スノーボード
釣り道具
アウトドア好きは3帖以上が圧倒的に快適。
② 棚の奥行きは“45〜60cm”が必須
▼ 収納しやすい奥行き
テント:60cm
クーラーボックス:45〜55cm
焚き火台:40〜50cm
バーナー・調理器具:30〜40cm
奥行きが浅いと絶対に後悔する。
③ 可動棚は“棚柱(ガチャ柱)”一択
キャンプギアはサイズがバラバラで、固定棚だと絶対に使いにくいもの。
棚柱なら、高さ調整自由でギアの増減に対応しやすく、重いギアにも強いのが特徴です。
④ ハンガーパイプを設置(濡れたギアを干せる)
テント
タープ
レインウェア
グランドシート
濡れたまま干せるので、カビ対策に最強。
⑤ コンセントは“2〜4口 × 2箇所”
▼ 充電するもの
ポータブル電源
ランタン
モバイルバッテリー
電動ポンプ
電気毛布
車中泊グッズ
コンセントがないと、リビングが充電ステーション化して散らかります。
⑥ 玄関と“直結”させる(動線が命)
キャンプ帰りは、汚れや砂、水分、焚き火のニオイが大量についているので、
玄関 → 土間収納 → 洗面所という動線は最強です。
⑦ 換気扇をつける(湿気・ニオイ対策)
テントの湿気
焚き火のニオイ
靴のニオイ
これらを排出するためにも、24時間換気は必須。
不動産会社としてのアドバイス
キャンプギア収納は“土間収納の設計力”で決まる。
広さ・奥行き・可動棚・動線・換気・コンセント、
特に重要なのはこの3つ。
① 奥行45〜60cmの棚→ これがないとギアが絶対に収まらない。
② ハンガーパイプ→ 濡れたギアの乾燥に必須。
③ コンセント→ 充電ステーションを作ると散らからない。
ちょっとした工夫とアイディアで、いかようにも作れる土間は、
キャンプギア以外でも当然に活用できる優れモノの逸品です。
収納をより便利に、そして快適に。
土間と言う選択肢は、意外にも忘れられている存在。
デザインも含めて、シッカリ固めると、オシャレ仕様になるのもウレシイところです。
記:ライフプランナー 武井