
Vol.373 不動産売却の一括査定サイトのデメリット
一斉にかかってくる迷惑電話を回避する方法
「相場ってどれくらいなんだろう…」
「とりあえず一括査定サイトで見てみるか」
軽い気持ちで、名前・電話番号・住所を入力し、“送信”ボタンを押す。
送信から わずか1分後。
スマホが震えた。
1件目:「◯◯不動産です!すぐ伺います!」
2件目:「査定結果が出ました!お電話よろしいですか!」
3件目:「売却はお急ぎですか?今から行けます!」
そして、着信履歴はみるみる 4件、5件、6件…。
「え、ちょっと待って…」
「まだ売るって決めてないのに…」
電話を切っても切っても、次の電話が鳴る。
まるで、“売却スイッチ”を押した瞬間に、全国の不動産会社が一斉に走り出したようだった。
1.なぜ一括査定は“電話地獄”になるのか?
理由はシンプルで、不動産会社に“見込み客の情報”
不動産会社は1件の売却依頼を獲得するために、1〜3万円の紹介料をサイトに支払っています。
だから営業マンは必死。
「他社より先に連絡しないと負ける」
「最初に会った会社が勝つ」
「電話に出てもらえなければ終わり」
その結果、“電話の早押し大会” が始まるのです。
2.本当の問題は“電話の多さ”ではない
電話が多いのは序章にすぎません。
本当の問題は…査定額が“釣り”になりやすいという状況です。
営業マンは、「高い査定額を出せば、会ってもらえる」と思っています。
だから、実際には売れない高額査定を出す会社が多くなるのです。
結果、売却を急かされます。
「今なら高く売れます!」 「今日中に専任媒介を!」
営業マンは契約を急ぎます。
あなたのペースではなく、営業マンのノルマのペースで話が進みます。
あなたも、こっち側ならそうするはずです。
3.情報が複数社に渡るリスク
あなたの個人情報は、複数の不動産会社に共有されます。
これは、その複数社が一括サイトから買っている、つまり商品化されているのです。
その後、半年〜1年経っても営業電話が来ることがあります。
そりゃあ、そうです。
その情報は、正攻法で買っているのですから。
違法でも何でもないですし、恥ずるべき事もしていないのです。
電話されたら迷惑と思っても、そんなの知りまへん。
不動産会社も客の立場なのです。
【 “本当に優秀な会社”が混ざっていないことも】
つまり、“本当に売却が上手い会社”が必ずしも参加しているわけではないと言う事です。
4.電話地獄を回避する3つの方法
方法①:一括査定ではなく“指名査定”を使う
一括査定は複数社に情報が流れるので、電話が鳴り続けるワケです。
一括査定を使わず、地域密着の会社、売却実績の多い会社、口コミの良い会社などを
自分で1〜2社だけ選んで依頼する事が、本来は望ましいのです。
まぁ、それが面倒だから、一括査定サイトがあるのでしょうけどね。
方法②:メール査定だけにする
電話番号を入力しなければ、電話はかかってきません。
メールだけで査定してくれる会社も多くあります。
まぁ、会社側の本音ですが電話番号なくても良いので、
きちんと返信をしてくれれば、救われるんですけどねぇ、、、
方法③:一括査定を使うなら“電話NG”と書く
電話連絡は不可。メールのみ希望。
これだけで電話の数は半分以下になります。
ただ、本気度が伝わりにくいので、電話番号は記載した方が良く、
メールが来たらその都度の対応はしっかりとしましょう。
結果として、
言うても、本気で売却とならない限りは、基本的に問い合わせをしない方がベターです。
要はどのくらいの金額で売れるのかを知りたいと言う好奇心であれば、
どっかの不動産会社に適当に連絡してみたり、スーモなどで近い物件を探してみたり、
色々方法はあります。
あ、Chat GPTで調べてみるのは、どうなんでしょう???
どこにも問い合わせせず、調べられると言いますか目星は付けられると思います。
一括サイトは、不動産会社としてお金がかかるんです。
しかも、電話にもメールにも反応ない事が多い。
お金の垂れ流しってイメージが強い部分があります。
だから、電話、たくさんなりますよ。そりゃあ、ね。
記:ライフプランナー 武井