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Vol.397 マンション100万円?激安リゾートの謎。

不動産のアレコレ

温泉地のマンションが100万円で買える?そのからくりとは?


「温泉付きマンションが100万円で購入できます」


このような広告やインターネット記事、テレビなどを見たことはありませんか?


一般的な住宅価格を考えると、「本当にそんな金額でマンションが買えるの?」と驚く方も多いでしょう。



都心部では数千万円するマンションが当たり前の時代に、100万円台、

場合によっては数十万円台で販売されているマンションがあります


しかし、ここで気を付けたいのは、“安い物件には必ず理由があるということです。


「100万円だからお得」と簡単に判断すると、購入後に想定外の費用や問題に直面する可能性があります。


一方で、条件を理解した上で購入すれば、

趣味の拠点、セカンドハウス、投資目的などとして活用できる場合もあります。



今回は不動産会社の視点から、マンションがなぜ100万円程度で購入できるのか?、

そのからくりと注意点について詳しく解説します。



1.なぜリゾートマンションは100万円で売られているのか?


まず最初に、「安い=問題がある」とは限りません

住宅価格は基本的に、需要と供給によって決まります。


つまり、欲しい人が多ければ価格は上がり、欲しい人が少なければ価格は下がります。

温泉地のリゾートマンションが安くなる最大の理由は、「購入希望者が限られる」からです。



理由①利用する人が減少している

バブル期には、リゾートマンションが大きな人気を集めました。

「週末は温泉地で過ごす」

「都会と別荘を行き来する」

というライフスタイルに憧れる人が多くいました。


そのため、温泉地やスキー場周辺では、多くのリゾートマンションが建設されました。


しかし時代が変わり、

所有者の高齢化、ライフスタイルの変化、維持費負担などによって、手放す人が増えました。


一方で、新しく購入したい人の数は以前ほど多くありません。

その結果、需要と供給のバランスによって、価格が大きく下がる物件が出ています。



理由②管理費・修繕積立金が高い

温泉付きマンションで最も注意したいポイントが、購入価格以外のお金です。

例えば、100万円で購入できたとしても、毎月、必要経費が必ず掛かります。

・管理費

・修繕積立金

・温泉利用料


また、リゾートマンションでは、共用施設が充実しているケースがあります。


・温泉大浴場

・サウナ

・プール

・ラウンジ

・娯楽施設

などです。


これらは魅力でもありますが、維持するためには当然費用がかかります。

購入価格が安くても、毎月の固定費が高い場合があります。



理由③駅から遠い・生活利便性が低い

一般的な住宅では、駅距離や生活環境が価格に大きく影響します。

しかし温泉地のマンションの場合、観光目的で作られたものも多くあります。


そのため、

・駅から遠い

・車が必要

・スーパーが少ない

・病院が遠い

というケースもあります。


別荘利用なら問題なくても、定住する場合には慎重な判断が必要です。



理由④建物が古くなっている

リゾートマンションには、築40年、築50年以上という物件も珍しくありません。


建物は時間とともに、

・設備の老朽化

・大規模修繕

・給排水管の問題

などが発生します。


特に注意したいのは、築年数だけではなく「管理状態」です。

同じ築40年でも、管理が良いマンションと管理が悪いマンションでは価値が大きく違います。



2.100万円マンションは事故物件なの?


「こんなに安いなら事故物件なのでは?」と思う方もいます。

しかし、温泉地の激安マンションの場合、必ずしも事故物件というわけではありません。

まぁ、ある意味での事故物件という方もおりますが、、、


価格が安い主な理由は、

・需要の低下

・維持費負担

・築年数

・立地条件

などです。


もちろん、購入前には告知事項の確認は必要です。

不動産会社へ確認し、過去の状況を把握することが重要です。


【購入前に必ず確認すべきポイント】

では、温泉地の格安マンションを購入する場合、何を見るべきなのでしょうか?



①管理費と修繕積立金

最重要ポイントです。購入価格だけを見るのではなく、毎月いくら必要なのか確認しましょう。


例えば、100万円で購入しても毎月5万円の維持費が必要なら、10年間で600万円になります。

その時の購入価格だけで判断してはいけません。



②大規模修繕の履歴

マンションは、定期的な修繕が必要です。


確認したいのは、

・外壁修繕

・屋上防水

・給排水設備

・温泉設備

などです。


修繕が適切に行われているマンションは、築年数が古くても良い状態の場合があります。



③温泉設備の維持状況

温泉付きマンション最大の魅力は、温泉です。

しかし、温泉設備は維持費がかかります。


確認したいポイントは、

・温泉権利

・利用料金

・設備更新状況

・将来的な負担


温泉が魅力でも、維持できなければ大きな負担になります。



④将来売却できるか?

不動産購入では、買う時だけではなく、売る時も考える必要があります。

特に、リゾートマンションは、一般住宅より購入者層が限定されます。

将来的に、「欲しいと思う人がいるか?」を考えることが重要です。



3.温泉地マンションを買って満足する人とは?


では、どのような人なら購入して満足できるのでしょうか?


①セカンドハウスとして使いたい人

週末利用、趣味の拠点、長期休暇用として考える人には向いています。

ホテルに泊まり続けるより、自分専用の場所を持つメリットがあります。



②温泉が好きな人

温泉好きにとって、自宅マンションで温泉を楽しめる環境は魅力です。

毎日の生活に価値を感じられるなら、価格以上の満足を得られる場合があります。



③維持費を理解している人

購入価格だけではなく、維持費、修繕費、管理状況を理解した上で購入する人は後悔しにくいです。



【逆に買って後悔しやすい人】

一方で、「安いから」という理由だけで購入すると危険です。


①将来値上がりすると考える人

「100万円で買って、将来高く売れるかも…」という期待だけで購入するのは注意が必要です。

不動産は、需要があって初めて価格が上がります。



②定住目的なのに生活環境を確認しない人

観光地として魅力的でも、生活するとなると話は変わります。

冬の寒さ、買い物環境、医療施設、交通手段などを確認する必要があります。



この様に、激安マンションは「安い不動産」ではなく「使い方を選ぶ不動産」です。


安く購入できるのは、単純に建物が悪いからではなく、時代の変化によって需要と価格が変化した結果です。


「誰にとって価値があるか?」

ここに気付いた方にとっては、もしかしたらお宝と言えるかもしれません。



また、これはウルトラCでもありますが、

建物解体して、新たな開発を民間として行うなんて事業者が出てきたら、
購入金額以上に跳ね上がる可能性も0ではありません。それが、行政が絡む話だったらなおの事。

それはさておき、自身のライフスタイルによっては、経済状況によっては、
アリと判断する方も一定数います。

得・損だけでなく、自分の城を造るなど何か目的があると、プラスになりやすい様な気もします。
ちょっと憧れますけどネ。。。

因みに、私が知る最安値での取引価格1万円です


記:ライフプランナー  武井

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