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Vol.113 都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリット

メリット・デメリット

都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリット

~「ガスの種類」が暮らしを変える!? 知らないと損する、マイホーム選びの盲点~



「外観も内装も完璧! 価格も希望内!……でも、あれ? ガスが“プロパン”? 都市ガスじゃないの?」


一度は感じたことありませんか?



意外と見落とされがちな「ガスの種類」。


けれど実は、光熱費にも、快適さにも、万が一の災害時にも影響を与意外と重要なポイントなんです。



今回は、「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」の違いと、


それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく、解説していきます。





そもそも都市ガスとプロパンガスって何が違うの?


「ガスに種類があるの?」という方もいらっしゃるかもしれません。


はい、実はあるんです。しかも、かなり違います。


項目都市ガスプロパンガス(LPガス)
主成分   メタン   プロパン・ブタン
供給方法   地中のガス管で各家庭へ   ボンベ(タンク)で配送
カロリー   低め(11,000kcal/㎥)   高め(24,000kcal/㎥)
設備   ガス管が必要   ボンベの設置スペースが必要

つまり、「成分」「供給方法」「使い方」「料金体系」など、あらゆる面で異なるのです。




都市ガスのメリット・デメリット



◎ メリット1:ガス料金が安い


都市ガスの一番のメリットは「月々の料金が安い」こと。


公共料金の一種なので価格が比較的安定しています。


お湯をたっぷり使うご家庭にとっては、家計の強い味方。



◎ メリット2:ボンベが不要でスマート


都市ガスはガス管で直接供給されるので、敷地内にボンベを置く必要がありません。


外観もスッキリ。火力が安定し、長時間の調理にも向いています。



デメリット1:対応エリアが限られる


最大の弱点がこれ。


都市ガスは地中にガス管を通さなければならないため、地方や山間部では「そもそも来てない」ことも。


せっかくの理想の土地に、ガスが来ていない……なんてこともあります。



△ デメリット2:災害時の復旧が遅め


都市ガスは地中の配管が命。


つまり、地震などで破損した場合の復旧が遅くなる可能性大


安全のため止まるのですが、再開までに時間がかかる場合も。




プロパンガス(LPガス)のメリット・デメリット



◎ メリット1:供給エリアが広い


プロパンは“タンクを持っていけばどこでもOK”。


山の中でも、海沿いでも、どんな場所でも対応可能。


「ガスがないからこの土地はダメ」なんてことにはなりません。



◎ メリット2:災害に強い!


実はプロパンガスは「災害に強いエネルギー」としても知られています。


ボンベをそのまま持ち運べるし、復旧も早い。


東日本大震災のときも「一番早く使えたエネルギーはプロパンだった」という声が多数。



◎ メリット3:火力が強い!


都市ガスの約2倍の発熱量を誇るプロパン。


つまり強火でサッと炒めたい中華料理や、サウナ並みの追い焚きが好きな人にもぴったり




△ デメリット1:料金が高い


ネックはやはりコレ。


プロパンガスは業者ごとに価格が異なり、自由料金制


都市ガスと比べると、月々の料金が割高になる傾向があります。


しかも「最初は安く見せて、あとから値上げ」なんてことも……(すべての業者がそうではありませんが)。



また、契約時に保証金として1万円程度の預り金支払いが必要になります。


もちろん、解約時は返金されます。



△ デメリット2:見た目が気になる


庭先にボンベが並ぶのが、ちょっと気になるという方も。


外構デザインとバランスを取るには工夫が必要かもしれません。




どちらが良い?家のタイプ別オススメ


では、戸建てを検討している方には、どちらがオススメなのでしょうか?



◯ 都市部の住宅街に建てるなら → 都市ガスが◎


都市部ではガス管が整備されているため、わざわざプロパンを選ぶ理由はあまりありません。


経済性と利便性重視なら都市ガス一択です。



◯ 郊外や山間部の土地を検討中なら → プロパンが◎


都市ガスが来ていない場合、選択肢はプロパンのみ。


土地代は安くても、ガス管の引き込みに数十万円かかることも。プロパンなら初期費用も抑えられます。




実際の費用差はどれくらい?


気になるのが「月々の料金差」。



一例ですが、同じ条件(4人家族・月に30㎥程度使用)だと……


  • 都市ガス:月約7,000円前後

  • プロパンガス:月約10,000円前後(業者により上下あり)


年間で万円以上の差になることも。



長期的な家計へのインパクトを考えると、けっこう大きいですよね。




プロパンでも「安く使う方法」はある?


実はあります。


  • ■地元密着の良心的なガス会社を選ぶ

  • ■契約前に「単価」をしっかり確認する

  • ■「ガス会社変更可」な物件を選ぶ


このあたりを意識すれば、プロパンでも都市ガス並のコストに近づける可能性があります。




ガスを選ぶということは、暮らし方を選ぶということ


「都市ガスが良い」「プロパンは不便」と決めつけるのは早計です。


どちらにも一長一短があり、ライフスタイルや立地、価値観に合った選択が求められます。



たとえば、

  • ■光熱費重視 → 都市ガス

  • ■災害対策重視 → プロパン

  • ■オフグリッド的な暮らし → プロパン

  • ■都心の便利さ優先 → 都市ガス


という具合に、自分にとっての“快適”を基準に選ぶのが正解です。




ガスの違いに気づいたあなたは、もう一歩上級者!


家の購入は「立地・広さ・価格」だけではありません。


ガスの種類一つで、暮らしの質も変わるということを、今回の記事で感じていただけたのではないでしょうか?



見た目も間取りも完璧なのに、「あれ、プロパンだった…」とがっかりする前に、


メリットも含めてガスの特徴を理解して選びましょう。



「え?プロパン? いいじゃない。災害に強いし、火力もあるし、今のガス会社、意外と安いよ」


なんて言えるあなたは、もうガス界の達人です。




不動産会社のワンポイントアドバイス!


当社では、プロパンガス会社のご紹介も行っております。


気になる方はお気軽にご相談ください!



記:ライフプランナー 武井

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