
Vol.380 「付近にどんな人が住んでいるか?」を合法的に調査する方法
─ 不動産会社が実際に使う“トラブル回避の下調べ術” ─
隣人調査は「直接聞く」ではなく「環境を観察する」ことで9割わかる。
合法的にできる方法は多く、ある意味、モノの見方を変えれば見えてくるものがあります。
性格や生活リズム、騒音傾向、家族構成など、
これらは “行動” と “環境” を見れば不思議と分かってきます。
とは言え、凝視的な行動は絶対NG!!
あくまで、引っ越しする前の簡易調査的立ち位置で話を進めていきます。
【周辺調査】合法的にできる?
すべて“個人情報を侵害しない”完全合法の方法です。
① 平日・休日・朝・夜に“現地を4回”は見に行く
時間帯で住民の行動は変わります。
■騒音(子ども・楽器・車・バイク)
■生活リズム(深夜の出入り)
■車の台数・駐車マナー
■家の前の清掃状況
■ゴミ出しのルール遵守
周辺をお散歩感覚で歩くだけで、こうした情報は取る事が出来ます。
つまり、どこに意識をして歩くかだけで、見える世界が変わるんですね。
② ゴミ置き場を見る(隣人の“民度”が最も出る)
ゴミ置き場は住民の性格が最も表れる場所と言われています。
地域によって、ゴミステーションがあったり自宅前に出したりと、方法は違いますが、
■分別が守られているか?
■前日から出していないか?
■カラス対策がされているか?
■生ゴミが散乱していないか?
↑こうしたポイントをチェックしながら観察してみて下さい。
ゴミ置き場が荒れている地域は、トラブル率が高い傾向にあります。
③ “外観の手入れ”を見る
特に、草や枝が伸びてしまってお手入れしていない状況は、見て取れます。
■ゴミが散乱
■壁が汚い
■自転車が倒れたまま
■物置が壊れている
こうした家は 生活音・マナー・トラブルのリスクが高いと言えます。
要は、こんな状況でも気にならない=その人の考え方でもあります。
④ 駐車場・車を見る
車はその家の“生活レベルと性格”が出ます。
と言っても、車が安い・高いではありません。
■車が道路にはみ出していないか?
■駐車が雑ではないか?
■車の出入りが激しすぎないか?
■深夜にエンジンをかけっぱなしにしていないか?
極端に改造されている車も見かけると思いますが、
難しくも、そのまま車検に通るか否か?的な見方をすると、
自然と家や人とリンクする部分が見えてきます。
⑤ 近隣の“防犯カメラの数”を見る
防犯カメラが多い地域は、
■トラブルがあった
■不審者が出た
■近隣トラブルが起きやすい
という可能性があります。
もちろん、自治体で防犯上の対策という観点もあります。
自治体においては、各役所で自治会長を当たれますので、連絡してみるのもアリ。
⑦ Googleマップの口コミを見る
■近隣の公園
■近くの保育園
■近くの飲食店
■近くのマンション
口コミに、「騒音」・「迷惑駐車」・「治安」などのワードがあると要注意。
イレギュラー的な方法ですが、ひとつ参考にはなるはずです。
⑧ 町内会・自治会の活動状況を調べる
自治会が活発な地域は、
■防犯意識が高い
■住民の民度が高い
■トラブルが少ない
逆に、自治会が機能していない地域は放置された家・迷惑行為が増えやすい事も。
⑨ 不動産会社に「近隣トラブルの有無」を聞く
不動産会社は、その地域の特性を把握しています。
個別では分からなくとも、「全体的に〇〇な雰囲気の街です」なんて、
そこで仕事をしている人としての感覚は結構ズレていません。
⑩ 賃貸サイトで“近隣の家賃相場”を見る
家賃が極端に安い地域は、
■トラブルが多い
■住民の入れ替わりが激しい
■治安が悪い
という傾向があります。
ともすると、人が寄り付きにくくなる分、賃料も下がる傾向に。
「駅から遠いからこの相場」と言う視点を変えてみると、より顕著に出ています。
こうして、ちょっとの意識で見える部分も大きく変わってきます。
普段、街中を歩いている時から練習してみましょう。
いざ、その時が来たら、きっと役に立つはずです。
こんな事をしなくても、良い世の中になってほしいもんですけどねぇ、、、
記:ライフプランナー 武井