
Vol.88 奇門遁甲×家・間取りとの関係
奇門遁甲×家・間取りとの関係
~“開運間取り”で、住まいに追い風を~
家選びで「駅近」「築浅」「南向き」…このあたりはよく聞く条件ですね。
でも最近、じわじわと注目を集めているのが――
「この家、奇門遁甲(きもんとんこう)的にどうですか?」
という、占術寄りなチェックポイント。
えっ、奇門遁甲って何? 戦国武将の呪文?
いえいえ、風水・方位術の一種で、なんと中国・三国志の時代から活用されている、歴とした“戦略的開運術”なのです!
今回は、不動産会社のブログらしからぬ(でも実は超実用的な)テーマとして、
「奇門遁甲」と住まい・間取りとの関係について、解説していきます。
そもそも「奇門遁甲」って何なの?
ざっくり言うと「超ロジカルな風水」
奇門遁甲とは、中国の古代兵法から生まれた方位術で、
「どの時間に、どの方角に向かうと吉運が来るか」を導く占術です。
もとは軍隊の移動や戦の勝敗を占うために使われていました。
現在では、ビジネスの成功・転職・引っ越し・間取り設計など、
あらゆる“人生の勝負事”に応用され、経営者や芸能人の間でも密かに人気のようです。
四柱推命+風水+方位学のハイブリッド
奇門遁甲は、
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・日時(暦)
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・方位(地理)
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・気の流れ(陰陽五行)
を組み合わせ、「最も吉運が巡る方角と行動」を導くという、かなり理詰めな占術です。
そのため、ただの「東がいいらしい」といった単純な話ではありません。
奇門遁甲と「家」の関係
✅ 家にも“気の通り道”がある
奇門遁甲の基本的な考え方は、「人間は“気”というエネルギーの流れの中で生きている」というもの。
つまり、家にも「良い気が入る方向」「悪い気が滞る場所」が存在するというわけです。
住宅で言うと…
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・玄関の位置
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・リビングの方角
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・寝室の向き
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・水回り(トイレ・キッチン)の配置
などが、奇門遁甲的に非常に重要になってきます。
✅ 引っ越しや購入のタイミングも影響
奇門遁甲では、「いつ、どこから、どこへ引っ越すか」にも意味があります。
たとえば…
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2025年6月、東京→大阪への転居は吉
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同じ日でも、南西方向への移動は凶
なんてことも。
不動産屋泣かせの考え方ですが、実際、引越しや物件購入の吉日・吉方を選んで運気がガラッと変わった!
という声もあるのです。
間取りにどう活かす?奇門遁甲的アプローチ
【1】玄関の位置は“家の運命を決める”
玄関は「気」が最初に入ってくる場所。
つまり、「運を迎え入れる入り口」と言っても過言ではありません。
奇門遁甲的には、
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東北玄関:発展運や財運が強い年あり
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南玄関:名声・人気運が強化される年も
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西玄関:交際・金運に変化が起きやすい
など、年・月・日によって運気の“入ってくる方角”が異なるため、
「今年建てるならこっち玄関が吉!」といった読み解きがされます。
【2】水回りは“気の出口”=慎重に!
トイレ・キッチン・お風呂などの水回りは、
「不要な気を流し出す=排出の場」であり、同時に“気の弱点”にもなりやすい。
悪い方角にトイレがあると、健康運が落ちたり、対人トラブルが起きやすくなったり。
奇門遁甲では「八門」「九星」などを用いて、どの方位に配置すべきかを判断します。
【3】寝室は“自分の気”を育てる場所
人は眠っている間に運気をチャージします。
つまり、寝室の方角とベッドの向きは、奇門遁甲的に超重要!
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東の寝室→活発で行動力が高まりやすい
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北の寝室→心身の回復力が高まる
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南西の寝室→安定・家庭運アップに効果
など、方角と目的を合わせて使うのが基本。
「奇門遁甲的にOKな家」のチェックポイント
✅ こんな家は吉!
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・玄関・リビング・寝室が“同一の吉方”に揃っている
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・トイレや風呂が“凶方”に配置されていない
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・中心から四方に「気が抜けない」設計(中庭などは注意)
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・過去に住んだ人が“運が良かった”という実績(地場のエネルギーも大切)
✅ 逆にこんな家は注意
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・家の中心に階段やトイレがある(気が乱れやすい)
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・玄関正面がすぐ窓・ベランダ(良い気が逃げる)
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・北東の“鬼門”に水回りが集中している
・引っ越しが“暗剣殺(あんけんさつ)”や“五黄殺”の年・方位に当たっている
※とはいえ、完璧な家などありません。あくまで「参考に」取り入れるのが吉です!
奇門遁甲を家選びに活かす方法
✅ 【手順1】自分の“生まれ年”と“目的”を明確に
奇門遁甲では、“個人の生年月日”が重要なキーになります。
同じ間取りでも、Aさんには吉でもBさんには凶…なんてことも。
また、「金運を上げたい」「健康を守りたい」など、目的によって“良い方角”が変わるのも特徴です。
✅ 【手順2】プロに頼む or アプリで診断!
最近は奇門遁甲を扱う占い師さんや建築士さんも増えてきました。
また、スマホアプリやサイトで方位診断をしてくれるものもあるので、
「ちょっと試してみたい」という方にもおすすめです。
✅ 【手順3】あくまで“参考値”として取り入れる
ここで大事なのは、「奇門遁甲で吉じゃない=買ってはいけない家」ではないということ。
家選びに100点満点はなく、“住んだ人がどう暮らすか”が大切。
奇門遁甲は、あくまで住まいの“気流れ”を整えるためのツールとして、
「ちょっと参考にしてみようかな?」という気軽なスタンスでOKです。
“住まい”にちょっとスピリチュアルな風を
「奇門遁甲なんて怪しい…」
そう思うかもしれません。
でも、ほんの少し方角を気にしたことで、仕事がうまくいったり、家庭が明るくなったり――
そんな声も実際にあるのです。
家選びは一生に一度のビッグイベント。
「どうせなら運も味方に!」という気持ちで、奇門遁甲のエッセンスを取り入れてみてはいかがでしょうか?
信じる・信じないということではなく、そうした気持ちの取り組みになりますので、
こうしたモノを使って、自身を整える
結果としてうまくいく
そんな感覚だと思います。
信じる者は救われる?
あながち、バカにできませんよ?
記:ライフプランナー 武井