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Vol.22 より良い不動産会社を見極める!物件以上に軽視できないポイント

不動産のアレコレ

不動産購入は、多くの人々にとって人生の中で非常に大きな決断となりますが、その一方で、不動産会社選びは購入後の満足度に大きく影響を与えます。本記事では、良い不動産会社を選ぶために知っておくべきポイントや注意点について詳しく解説します。

津田商会代表 原田

不動産会社に騙されない為の対策

不動産購入は多くの人にとって、人生で最大級の投資です。しかし、時には不動産会社からの情報が不完全だったり、誤解を招くことがあります。そこで、不動産会社に騙されないための対策について考えてみましょう。まず大切なのは、情報収集です。市場の動向から物件情報まで、できる限り多くの情報を集めることが重要です。

次に、信頼できる不動産会社を選ぶことが必要です。この「信頼できる」という部分が最も難しくポイントにもなってまいりますが、知っている・聞いたことある・大手だから安心の先入観はまず捨てましょう。会社よりもあなたの【担当者】次第で今後が左右されます。

ポイント 注意点 対策
情報の透明性 不明瞭な契約条件 契約内容を細かく確認し、質問する
レスポンス メールや電話の対応力 とにかく接すること
営業担当者の態度 強引な営業や不親切な対応 別の担当者や会社を検討する

このように、実際にあなたに合うか否かを判断することが、安心して不動産購入を進めることができるカギとなります。最終的には、自分自身が納得できる取引を行うことが何より大切で自己責任です。準備をしっかりと行い、慎重に選択することで、理想の住まいを手に入れることができるでしょう。

良い不動産会社とは何か

住宅購入を考える際に、まず頭を悩ませるのが「どの不動産会社を選ぶべきか」という点です。信頼できる不動産会社とは、一体どのような特徴を持っているのでしょうか。ここでは、良い不動産会社の特徴を紹介し、どのようにしてその会社が信頼に値するかを確認する方法について考えてみましょう。

まず、良い不動産会社の第一の特徴として、顧客のニーズに対して真摯に向き合う姿勢が挙げられます。単に物件を売るだけでなく、購入者のライフスタイルや将来設計に合った提案をしてくれる会社は、信頼できると言えるでしょう。また、顧客からの質問や不安に対しても、迅速かつ丁寧に対応してくれる会社は、安心して取引を進めることができます。

次に、情報の透明性も重要なポイントです。良い不動産会社は、物件の長所だけでなく短所も含めて正確な情報を提供します。加えて、契約内容や費用に関する説明が明確であることも、信頼性を測る指標となります。情報を隠さず、オープンにすることで、購入者の不安を軽減し、信頼関係を築くことができます。

さらに、地域に根付いた情報力も見逃せません。地元の不動産市場に詳しい会社は、物件の適正価格や地域の将来性など、購入者にとって価値ある情報を提供できます。地域密着型の会社は、その地域での信頼を築いていることが多く、安心して相談できるパートナーとなるでしょう。その目安としては、各社に付帯される免許番号をチェックしてください。〇〇県知事(★)第123456号などの表記があります。この(★)の中の数字が大きいほど長く営業をしている証拠となります。5年経過ごとに数字が一つ上がります。(5)であれば、25年は経営しているということになります。ただ、免許制度が出来る前は任意でした。当社の様に55年以上経営しているものの(9)と言ったズレが生じている会社もあります。

特徴 具体例 確認方法
顧客対応 迅速なレスポンス 口コミやレビューを確認
情報の透明性 契約内容の明確さ 契約書をしっかり確認
地域情報力 地元の詳細な情報提供 地域での評判を調査

以上の点を踏まえて、不動産会社を選ぶ際には、単に物件の価格や立地だけでなく、会社の姿勢や提供する情報の質にも注目することが重要です。信頼できる不動産会社とパートナーシップを築くことで、安心して住宅購入のプロセスを進めることができるでしょう。

良い不動産会社の選び方

不動産購入は一世一代の大事な決断です。信頼できる不動産会社を選ぶことは、そのプロセスをスムーズに進めるために欠かせません。良い不動産会社を選ぶためには、いくつかの具体的な選定基準を考慮することが大切です。まず、会社の実績を確認することが重要です。過去の取引件数や顧客からの評価などを調べることで、その会社がどれだけの信頼を得ているのかを把握できます。

次に、担当者の知識と対応力も重要なポイントです。信頼できる不動産会社は、経験豊富な担当者が在籍しており、どんな質問にも丁寧に答えてくれるはずです。初めての相談から契約まで、常に親身になって対応してくれることでしょう。また、物件情報の提供が迅速で正確かもチェックするべきです。これにより、適切なタイミングで理想の物件に出会える可能性が高まります。

さらに、会社のネットワークの広さも無視できません。広範なネットワークを持つ不動産会社は、一般には出回らない掘り出し物件を紹介してくれることもあります。しかし、ネットワークの広さだけで判断するのは危険です。重要なのは、そのネットワークがどれだけ有効に機能しているかという点です。

以下は、良い不動産会社を選ぶ際にチェックすべき項目の一覧です。

項目 内容
実績 過去の取引件数や顧客評価の確認
担当者の対応 経験・知識の豊富さ、親身な対応、資格保有の種類
ネットワーク 広範なネットワークとその効果的利用

最終的には、直感も大事です。不動産会社に訪れた際の雰囲気や、担当者との相性も考慮することで、より良い選択が可能になります。信頼できる不動産会社を見つけることは、理想の物件を手に入れるための第一歩です。さまざまな情報を基に慎重に選び、自分に最適なパートナーを見つけましょう。

大手・有名・地元などの先入観は捨てる事

不動産を購入する際、多くの人が大手不動産会社を選ぶ傾向があります。それは大手企業は信頼性や実績が豊富であるという先入観から来ています。しかし、必ずしも大手が最良の選択肢であるとは限りません。大手企業には大手ならではの強みがありますが、中小企業には独自の魅力も多く存在します。

まず、大手不動産会社の強みとしては、広範囲にわたるネットワークと豊富な物件情報が挙げられます。これにより、顧客は多くの選択肢の中から物件を選ぶことができ、手厚いサポートを受けることができるのが特徴です。しかし、その一方で、大手企業は一人一人の顧客に対する柔軟性やカスタマイズされたサービスを提供する余裕が少ないこともあります。

それに対し、中小の不動産会社は、地域に密着した情報や独自のネットワークを持っていることが多く、その土地の特性や市場の動向に詳しいのが特徴です。さらに、顧客一人一人に対して柔軟で個別対応が可能なため、細やかなサービスを提供しやすいというメリットがあります。以下に大手と中小の不動産会社の特徴を簡単にまとめました。

項目 大手不動産会社 中小不動産会社
ネットワーク 広範囲で豊富な物件情報 地域に密着した情報
サービスの柔軟性 標準化された対応 個別対応が可能
顧客対応 迅速だが画一的 細やかで親身

大手と中小のどちらを選ぶべきかは、購入者のニーズによって異なります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分の求めるサービスや物件に合った不動産会社を選ぶことが重要です。一般的なイメージにとらわれず、自分の目で見てしっかり判断することが、後悔しない不動産購入につながります。かつて大手不動産会社に勤めていたスタッフによると引き渡し後の事故数もそれなりにあったと聞いています。どういった部分で安心できるかどうかは人それぞれですが、いつの時代もどの地域も、「人」だと当社は考えます。

まとめ

不動産購入は慎重に進めるべき重要な決断です。信頼できる不動産会社を選ぶには、あなた自身で相手方と会話し、お互いに分かり合うための時間を設けることで、次第に信頼が生まれてきます。この作業を無視したり軽視するということは、その後の自身のリスクを高めているだけのこと。会社広告だけに注目せず多角的に判断しましょう。

また、不動産会社の担当者も人間です。つまり、担当者もお客様を見ています。自分に最適な不動産会社を見つけることが、満足のいく住まい探しにつながります。私たちもお客様の立場になることだってあります。そうした人と人との関係で成り立つ世界だと分かっている不動産会社を選べるよう、お祈り申し上げます。いくら物件が良くても担当者がアレだと物件も嫌いになってしまいますよ。

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