
Vol.369 実家問題、どう考えていますか?
【実家じまい】自分が高齢になる前に
今から準備すべき「親の家」のたたみ方と売却手順
40代に突入すると、「実家じまい」は避けられない現実に。
親の家の管理や処分は、ほぼ100%
親が高齢になり、介護や施設入居が現実味を帯びてくる時期。
同時に、2024年から相続登記が義務化され、
つまり、実家じまいは「いつかやること」ではなく「今から準備すべきこと」へと変わりました。
この記事では、つまずきやすいポイントを押さえながら、
実家じまいの正しい進め方と売却手順を、
1.実家じまいとは?なぜ今すぐ始めるべきなのか?
実家じまいとは、
親が住まなくなった家を片付け、売却・解体・賃貸などで「
単なる片付けではなく、
■家財整理
■相続関係の整理
■不動産の売却・活用
■空き家管理の解消
まで含む、大規模なプロジェクトです。
放置すると起こる3つの重大リスクと言うものがあります。
① 固定資産税・維持費がかかり続ける
空き家でも税金・保険・管理費は毎年発生します。
② 老朽化で資産価値が急落する
風を通さない家は数年で腐食し、売却不能になるケースも。
③ 特定空き家指定で税金が最大6倍に
行政指導 → 特定空き家 → 固定資産税の優遇解除。 放置は最も危険な選択肢です。
2.直面する「実家じまいの現実」
実家じまいは、精神的にも物理的にも“孤独な作業”
一人っ子だったり、兄弟姉妹が遠方に住んでいるとなると、
■身近に相談相手がいない
■親の意思確認も判断もすべて自分
■荷物の量が想像以上
■仕事と並行して進めるため時間が足りない
だからこそ、正しい手順で効率よく進めることが重要です。
3.実家じまいの全体ロードマップ(完全版)
ここからは、実家じまいを最短で安全に進めるための“
【STEP1】現状把握(最優先)
まずは家の状態と情報を整理します。
■建物の老朽化(雨漏り・シロアリ)
■荷物量
■名義(親名義か共有か)
■ローンの有無
■他の不動産・預貯金などの財産情報
ここを曖昧にしたまま進めると、後で必ずトラブルになります。
【STEP2】親との話し合い
親が元気なうちに、以下を確認します。
■実家をどうしたいか(売却/賃貸/解体)
■思い出の品の扱い
■費用負担
■相続の意向(遺言書の有無)
親としては、これまで大切な想いが詰まった家です。
決断する気持ち、分かってあげて欲しい、、、
【STEP3】重要書類の確保(宝探しフェーズ)
専門家も「最優先」と強調する工程です。
■権利証
■通帳・印鑑
■保険証券
■相続関係書類
これらが見つからないと、売却が進みません。
【STEP4】家財の仕分け(最も体力を使う工程)
自分で少しずつでも、整理する必要があります。
必要に応じて遺品整理業者の利用も検討しましょう。
【STEP5】売却手順(不動産会社が最もサポートできる部分)
■複数社に査定依頼
■相続登記の完了(2024年〜義務化)
■媒介契約の締結
■内覧対応(家財は少ないほど売れやすい)
■売買契約
4.よくあるトラブルと回避策
トラブル1:親の「やっぱり売りたくない」→ 早期に意思確認し、メリットを丁寧に説明。
トラブル2:業者の高額請求→ 複数見積もりが必須。
トラブル3:空き家の防犯問題→ 人の気配を残す工夫が重要。
私たちが出来るサポート
当社では、実家じまいに伴う以下のサポートが可能です。
■無料査定(複数社比較の一社として)
■家財残置OKの買取にも対応
■相続・登記の司法書士・弁護士等の提携企業をご紹介
■解体・リフォームの相談
他にも、都度の対応が出来ます。
多いのは、こちらに出てきているお子様が、遠方の実家をどうにかしたいとの相談。
価格や状況が見合えば、そのままの状態で即金買取も可能です。
早ければ、同日に契約と引渡もOKです。
もちろん、仲介としての売却のお手伝いも出来ますし、どうにでも対応します。
私たちが40代になったら・・・と言っているのも理由がありまして、
60代になってくると身体も動きにくくなり、
実家に対して、どうのこうのと考えるのが辛くなってきやすいのです。
だからこそ、ちょっと早いんじゃない?ってくらいから頭の隅には入れつつも、
その時が来たら即行動できる様に準備が必要だと思います。
備えあれば憂いなし。
来てからでは遅いんです。。。
記:宅地建物取引士 原田