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Vol.310 ねぇ、無人島って買えるの?

不動産のアレコレ

ねぇ、無人島って買えるの?

〜夢の「島オーナー」、実際のところどうなのか〜



「無人島を買ってみたい」


一度はそんなロマンを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。


・自分だけのプライベートビーチ
・誰にも邪魔されない空間
・自由な使い方ができる土地


まさに“究極の不動産”とも言える存在です。


では実際に、無人島って買えるのでしょうか?


今回は、不動産会社の視点から


無人島の購入のリアルと注意点について、お話ししていきます。




1.結論:無人島は買えるものもある


結論から言うと、販売している無人島は、、、あります


ただし、


・すべての無人島が売られているわけではない
・条件がかなり特殊

・売却、購入に行政などの許可が必要の可能性がある


という点は押さえておく必要があります。



【そもそも無人島とは?】


まず前提として、無人島とは「人が常時住んでいない島」のことです。


つまり、


・所有者がいない
・誰のものでもない


という意味ではありません。


当たり前ですが、ここが大きなポイントです。



つまり、無人島にも所有者がいるということ。


不動産の原則として、土地には必ず所有者がいます。



無人島も例外ではなく、


・個人所有
・企業所有
・国有地


などに分かれます。



ニュースにも出ている尖閣諸島の魚釣島。


元々、個人の方が所有していましたが、故石原都知事が東京都で買うと宣言しました。


中国艦船から領土を守るためでもありましたが、結果として、


現在は国の所有物となっております。


売買価格、400億円だったかな?




2.売りに出る無人島とは


実際に購入できるのは、主に個人や企業が所有している無人島です。


これらは、


・相続
・資産整理
・維持コストの問題


などの理由で売却されることがあります。



【価格はどれくらい?】


気になる価格ですが、実はピンキリです。


・数百万円の島
・数億円の島


まで幅があります。


価格に影響する要素は、


・立地(本土からの距離)
・大きさ
・インフラの有無
・利用価値


などです。



ロマンの裏にある現実①:インフラ問題


ここからが重要です。


無人島の最大の課題は、インフラがないことです。


・電気がない
・水道がない
・ガスがない
・通信が不安定


つまり、生活するための基盤が整っていないのです。



ロマンの裏にある現実②:アクセスの問題


無人島は当然ながら、基本的には船でしか行けません。


・船の手配
・天候による影響
・緊急時の対応


など、気軽に行き来できる環境ではないことが多いです。



この記事を書いている今現時点では、宮古島で干潮時にだけ歩いていける無人島、


販売しています。


この歩いていける、それだけでも相当なポテンシャル高き無人島なんです。




ロマンの裏にある現実③:維持管理


無人島は放置してもいいわけではありません。


・草木の管理
・不法侵入対策
・全体的な維持管理。


など、継続的な管理が必要です。



ロマンの裏にある現実④:法規制


無人島でも、


・建築制限
・自然保護規制
・用途制限


があります。


つまり、「好きなように使える」わけではないのです。




3.実は「買うより大変なのは買った後」


無人島は、購入すること自体よりもその後の運用が大変です。


・どう使うのか
・どう管理するのか
・どれだけコストがかかるのか


これを考えずに購入すると、持て余してしまう可能性があります。




4.無人島を買う人の目的


では実際に買う人は、どんな目的なのでしょうか。


・リゾート開発
・キャンプ・レジャー
・投資
・趣味・ロマン


中でも多いのは、事業としての活用です。


まぁ、それだけ土地面積がある無人島は個人での購入は無理でしょうねぇ。。。



【投資としてはどうなのか?】


正直に言うと、無人島は一般的な不動産投資には向きません。


理由は、


・流動性が低い(売りにくい)
・収益化が難しい
・維持コストが高い


ためです。



【不動産会社としての本音】


無人島の購入は、“夢”を買う側面が強い不動産です。


でも、現実的には


・コスト
・管理
・法規制


をしっかり理解していないと、後悔につながる可能性があります。




それでも魅力がある無人島


ここまで現実的な話をしてきましたが、それでも無人島には圧倒的な魅力があります。


・完全なプライベート空間
・唯一無二の所有物
・ロマン


これは他の不動産では得られません。



「無人島を買う」というのは、ライフスタイルそのものを選ぶことです。


釣場として、息抜きの場として、夢、などの理屈を超えた想いも乗せられるかどうか。



そんな感じで、夢と現実のバランスを取ることが最も重要だと考えています。



無人島は、確かに手に入れることができるかもしれません。


ただしその価値は、「どう使うか?」で大きく変わる不動産でもあるのです。


そのロマンを現実にできるかどうかは、あなた次第かもしれません。



それでも、なんだか憧れるんだよなぁ~。


記:宅地建物取引士  原田

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